綿のぼり（天竺・金巾）

　現在主流ののぼりの素材はポンジー・トロピカルなどのポリエステル織物ですが、以前は天竺や金巾といった木綿の織物で製作するのが一般的でした。ポリエステル生地ののぼりは機械（捺染機・インクジェット機など）で製作しますが、綿のぼりは生地が厚いため機械では色柄が裏面まで浸透しないので、現在でも手刷りで製作します。従って価格ではポリエステル製が優位です。

　それでも、綿ならではの風合いを好まれる和風のお店や神社・仏閣、お祭りなどにはとくに綿のぼりをご用命頂いております。また、耐久性の面でも天竺製ののぼりは優れており、ポリエステル製を超える丈夫さをお望みのお客様にもお勧め致します。

綿のぼりのデザインについて

　2色以上のデザインの場合、隣り合う色と色の間に通常は白フチが必要です。(デザインによっては白フチ無しでも製作可能ですが割高になります)

天竺と金巾の違い